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「インターステラー」を観ました

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こんにちは。Cellvioです。

世間はGW最終日で例年なら渋滞のニュースとかが流れていましたが今年は閑散とした内容で本当に経済の立て直しって可能なのか不安になりますね。

政府はどこまでを見通していて財政出動を行うのか説明しなければと思います。

スピード感が大事なのに時代が経てば経つほど手続きやしがらみが煩わしくなっていて超法規的措置なんて映画か漫画の世界だけのものに思えてきます。

さて、映画三昧な連休となっていて1日に3本も映画を観ている日が3日程ありました。

中には以前観たはずなのに内容をすっかり忘れていて新鮮な気持ちで観てお得な気分になっていました。アホ万歳。

その中で印象に残ったのは「インターステラー」でSF物という情報以外何も知らない状態で観たのですが、1回観ただけでも内容が理解出来て面白いと思わせてくれた映画でした。

以下はネタバレもある感想になるのでご了承ください。

時代は異常気象等により食糧難となった地球。

第二の地球を求めて先行した探索者からの信号は来るが帰還していないので様子見て来て的なミッションで帰ってこれる保証も無いなんてスケールのでかい神風特攻隊なお話。

行く先々の惑星はとても生物が住むには向かない所ばっかで、最初の星なんて超重力の影響でこの星の1時間が地球の7年経過と同等になるとはどんな重力場なんでしょう。

調査して帰還したら23年も経過してて、光の速度で進む物質は時間の経過が遅くなる相対性理論のお話を思い出しましたが、宇宙戦艦ヤマトの世界なら地球滅亡してますよね。

人類存続の為との使命感が最初にあったとしても、やはり人間らしい感情が見え隠れしてきて葛藤する場面がドラマとして盛り上がって面白かったです。

「家族のもとに帰る事を約束した」「かつての恋人に逢いたい」「生き残りたい。任務を最優先したい」とそれぞれの思惑から取る行動がバラバラになるのですが極限状態になるとエゴが最優先されるものなのでしょうね。

母艦となる宇宙船がぶっ壊れて「どうやって帰るんだろう」と話に引き込まれていったら、何とブラックホールの中に入り込んで時間も場所も自由に異動出来る4次元の世界で主人公が10歳の娘と空間の向こうから再会する事が出来、伝えたかったメッセージを映画冒頭に出てきた怪奇現象と思われたモールス信号の伏線を回収して「おお、最初のシーンはこの事だったのか」と思い感動しました。4次元行きたくなりました。

最後は更に50年経過した土星付近で漂流していた所を救出されて目が覚めた主人公が娘と再会するのですが、自分の娘が婆さんの歳になって再会するのはどんな気持ちになるんでしょうか。でも娘が子に孫に囲まれている姿を見たら、自分も娘がいる親なので思い残す事は無い気持ちになります。

「人間らしく、幸せに生きてくれたら」

観終わった後には満足感の高かった映画だと思いました。

考証をしだすと理解が追いつかず自分の頭の悪さを痛感しますが勉強になりました。

総じて「面白かった」です。

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