言霊って言葉。皆さんも聞いたことあると思います。「口にした言葉通りになる」アレです。
これは自分の体験談です。職場の後輩が仕事中に具合が悪くなって、病院で検査を受けたら入院することになりました。
見舞いに訪れ、しばし談笑して、「俺も入院したいわー」と冗談を言っていたのですが、数日後、目を覚ましたら見知らぬ天井と吊り上げられた左足、ベッド脇にうつぶせ寝している母親がいました。
聞けば仕事中、軽トラックに乗っていた時に一時停止を無視した2tトラックが横から突っ込んできたとの事。
その時の記憶は自分には全く無く、何故避けれなかったのか、何をしていたのか謎のままでした。
ただ一つ、事故の直前まで助手席に乗車していた爺さんが巻き込まれなかったことが幸いでした。
事故にあった軽トラックを見に行った時、助手席は完全にひしゃげていて、まず助からなかったであろう状態でした。
「爺さん助かって良かったよなー」と話していたのに、その爺さんはトラックに撥ねられて亡くなったと聞いた時ゾッとしました。
病院で「入院したい」と発言したばかりに、そこにいた良くない霊的なモノを引き連れた自分が原因だったのか。
それとも「そもそも亡くなる運命だった爺さん」の余波を自分が受けていたのか。
何にせよ、冗談でも滅多な事言うもんではないなと肝に命じた出来事でした。